本の選択に迷ってしまう場合は?
クリスマスに子どもへのプレゼントする絵本は何が良いか?
この絵本では、トナカイさんがサンタさんの秘密を色々教えてくれます。
秘密といっても、サンタさんの悪い話ではなく、とても心暖まる内容になっています。
最後の方で、主人公の友達はプレゼントがもらえない人がいるって、訴えた時のトナカイさんの返しが絶妙です。
サンタさんは、世界中の子供達が幸せでいることが願いなんだ、その幸せを願って、一人ひとりにキスしてまわっているんだよとトナカイさんは話します。
ここでは、目に見える形の物がプレゼントではなくて、目に見えなくても幸せを願う心も一つのプレゼントなんだよ♡だから、もらえない訳ではなく、目に見えないだけで、もう既にプレゼントは貰っているんだよってことを伝えており、また、プレゼントをする人(親御さんのことですね)は、子供の幸せを願っているんだよということを伝えています。
その思いだけでも、とても素敵なクリスマスプレゼントになるのではないでしょうか。
この絵本では、サンタクロースが主人公(お子さん)を我が家に招待します。
招待された主人公は、サンタクロースのお手伝いをしながら、いろいろな体験ができるという、もう子供の頃の夢がそこに詰まっています。
この話の見どころは、最後に僕達がお手伝いをして作ったプレゼントを世界中の人が楽しみにしているんだって、ことが解ると主人公はものすごい幸せな気持ちになったという点です。
その後に、この幸せな気分を毎年サンタクロースは味わっているんだなぁとサンタクロースの気持ちに触れています。
私は、ここが一番重要な点ではないかと思います。
将来、親御さんが毎年プレゼントを渡してくれていた時に、自分と同様に幸せな気持ちでいてくれていたことに気がついてくれると思います。
今回、2冊を紹介させていただきましたが、どちらの2冊とも、オススメの絵本です。子供の幸せを願っているんだよということを伝えたい場合は、「とっておきのプレゼント」子供の喜んでいる顔を見るのが私達の幸せなんだよということを伝えたい場合は、「クリスマスの願いごと」を選択してみてはいかがでしょうか。